ワロン地域にはヨーロッパで最も古い大学の1つ、リエージュ大学があります。中世の頃、リエージュの様々な学院が名声を得つつ、リエージュは「北のアテネ」と呼ばれるようになりました。
その名声は1496年に現在リエージュ大学の本館が建っているPlace du 20-Aoutという広場にコレージュという学寮を創立することにより、さらに上昇。そこに共住生活修士会(Fratres Vitae Communis)が新しい教育分野である『人間科学』を育成しました。
ワロン地域のイノベーション能力や研究の質は高く評価され、過去に数回ノーベル賞の獲得もありました。
例) クリスチャン・ド・デューヴ(生理学・医学賞1974年)
イリヤ・プリゴジン(化学賞1977年)
ワロン地域の学問的に優れた背景は、この地域にある企業に質の高い研究と開発の可能性を高めています。
LSCはESA、Arianespace、NASAのプロジェクトに主なサポートを提供。LSCは世界でも珍しく、本センターが行っているプロジェクトで経済的に自立しています。
UCLはヨーロッパで最も古い大学の1つ。(創立1425年)。
Louvain-la-Neuveキャンパスは38年前(1972年)に創立されました。
ルーバン・ラ・ネーヴのキャンパスは革新的で、エコフレンドリー。世界に誇る大学の見本となっています。大学のキャンパスは町の中央に位置。自動車の立ち入りは禁止になっていますが、地下に駐車場が設置され、電車でのアクセスも早くて便利です。
UCLには17の学部があり、22000人の学生を育成、2000研究員を雇っています。研究は正に大学の軸になっており、世界的に評価されています。1500人の博士課程学生が研究を行っており、そのうちのおよそ半分は外国人です。
UCLはスピン‐オフ会社を生み出す活発的なテクノロジ・トランスファー・システムを持っています。現在、最も注目を集めているスピン‐オフはIBAで,
サイクロトロンの世界リーダーとなっています。
リエージュ大学は1817年に創立され、9つの学部と19のリサーチ・センターがあります。
ULGは世界中から認められ、米国の科学雑誌『ザ・サイエンティスト』の最も働きやすい機関ランキング、ベスト10に入っています。
特に獣医学、医学、人間科学と工学が高く評価されています。
ULBはベルギーが独立した3年後、1834年に創立されました。ノーベル賞受賞歴も3回あります。
リサーチはULBにとって伝統的で分野であり、常に重視されてきました。
それを示すかのように、4230人の雇用があり、毎年多くの費用が供給されています。
ワロン地域の大学ではイノベーションと技術の自由な交換の伝統が保たれています。ヨーロッパにおいてより活動的な大学になっており、日本の大学、産業等とのパートナーシップもあります。
例)
UCLと東京大学のヘルスケアにおける原子核物理学と美容整形手術のコラボレーション。
3Gエコカーを開発するためのリエージュ大学と日本の自動車産業とのコラボレーション。
博士学生は国際的な大学生活にとって大切な存在です。ワロンの大学にも数多くの日本人研究者がいます。 詳しく言うとUCLには1980以来およそ50人の日本人博士学生が登録されています。今年も5人が博士課程あるいは共同研究等に所属しています。リエージュの場合、3人の博士学生がインターディシプリナリー・センター・フォア・ゲノプロテオミクス(Inter-Disciplinary Center for Genoproteomics)で研究を行っています。
国際的な共同研究等を経済的に支援するためには多角的な資源があります。
上記に関するリストは申し込みをすれば、PDFファイルとして入手可能です。
ワロン地域の大学では、イノベーションや産業との交流を積極的に行い、それにより毎年15のスピン‐オフ会社以上が登場します。
例)UCLの物理学研究所からのスピン‐オフとして生まれたIBA。
現在サイクロトロンの世界リーダーになっているIBAは国際的企業であり、35カ国から来た2100人の会社員を雇用。3つの大陸に40以上の所在地を経営しています。柏にある国立がんセンターでは、IBAの臨床ベースの粒子療法を使用しています。
ワロンのSME IT4IP 社(Ion Technology for Innovative Products)はナノテクの膜を開発し、製造しています。SME IT4IPの最高経営責任者アンリ・アノー(Henri Hanot)は「IT4IP社の役割は小さい穴を作ることです。しかしただ小さいだけではありません。その穴はナノサイズであり、全部同じ大きさで、特定された角度で等しく拡散させられています。応用の可能性はお客さんのニーズに応じて多彩です。」と話しています。
IT4IP社は2008年の東京のナノテク展示会でバイオナノテクノロジー賞を取得しました。その際UCLのスピン‐オフのIT4IP社は東芝、バイエル、FEIも含めた600会社以上と競争しました。
ワロン地域の研究所は50年以上前にベルギーの産業と職業団体によって設立されました。各専門分野で得た経験と知識はワロンに基地を置く産業の競争力を保証し、更なる強化を可能にしています。
研究所は施設、設備、研究活動、技術的側面、産業界との協力など様々な手段を通じて、各の技術分野で不可欠な役割を果たしています。新技術の普及と統合に必要不可欠なツールと言えるでしょう。研究所は企業にとって製造過程の改善や新製品開発のための良いパートナーとなっています。
ワロン地域の研究所は分析、証明、研究と開発、コンサルティングという活動やサービスを提供することを使命としています。
各研究所に関する詳細はダウンロードページをご覧下さい。