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ベルギー王国ワロン地域政府貿易・外国投資振興庁-AWEX-
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ワロン経済大臣来日レポート
日本においても研究開発型ベンチャー企業は、創業にあたりインキュベーション施設から会社の歴史をスタートさせることが多くあります。ベルギー・ワロン地域では、企業と大学が、資金調達・人材・知的財産などの面で緊密に連携し、研究開発を共同で推進しやすい体制を整備しています。今回は、ベルギー王国ワロン地域政府貿易・外国投資振興庁【AWEX】がサポートする将来像をご紹介します。 あわせて、春〜初夏の開催イベントレポートをご案内します。
ベルギー王国ワロン地域政府
貿易・外国投資振興庁【AWEX】とは…

 Interview

中小企業のイノベーションを高める政策を実施
ベルギー南部のワロン地域は産学連携による研究開発や優秀な人材に恵まれており、外国企業の...

 Interview

インキュベーション施設設立?日本語で中小に助言
ベルギーが欧州の事業統括拠点や研究開発拠点としても注目されている。
海外市場におけるワロン地域のPRの強化を図るために、経済・貿易・投資に関するネットワークの発展に努めています。現在では100カ国、5国際機関とのネットワークを持っており、輸出貿易と海外投資という2つの事業サポートを展開。ヨーロッパでのビジネスを検討中の外国企業に対しては、コーディネーションサービスや総合的なサポートを提供しています。また、各国で開催される見本市や展示会への参加を通じて、ワロンの製品や最新技術を海外に幅広く紹介しています。
www.belgium-wallonia.jp

連絡先
東京事務所:AWEX Tokyo
〒102-0084
東京都千代田区二番町5-4
ベルギー王国大使館
Tel:(03)3262-0951
Fax:(03)3262-0398
awextokyo@belgium-wallonia.jp

大阪事務所:AWEX Osaka
〒530-0001
大阪市北区梅田2-4-13
阪神産経桜橋ビル10F
Tel:(06)6345-2231
Fax:(06)6345-2232
awexosaka@belgium-wallonia.jp


中小企業のイノベーションを高める政策を実施




インタビュー/ベルギー王国 ワロン地域政府経済担当相 ジャン・クロード・マルクール

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ベルギー南部のワロン地域は産学連携による研究開発や優秀な人材に恵まれており、外国企業の投資や進出が活発になっている。同地域への投資や進出メリットについて、日本企業誘致のために来日したベルギー王国ワロン地域政府経済、中小企業、貿易、新技術兼高等教育担当相のジャン・クロード・マルクール氏に聞いた。

―ワロン地域に進出するメリットは。
「ワロン地域は、英国に次いで産業革命が起こったという伝統的に産業の強さがあり、高度な知識もある。西欧の中心として、ロンドンやパリ、ケルンなど各主要都市に短時間でアクセス可能で物流上もベストポジションにある。こうした利点を優位に感じ、研究所を拡張する旭硝子をはじめ、グーグルやマイクロソフトなどグローバル企業が多数進出している」

―中小企業のイノベーション能力を高める政策にどんなものがありますか。
「産学連携による研究開発の推進体制を整備している。大学や研究所などへの簡単なアクセス、国際化や市場開拓、産業クラスターへの参加を促している。中小企業のためのインキュベーション施設もつくり、アドバイスしている」

―日本企業向けのインキュベーション施設をつくる計画がありますね。
「日本の中小企業もベルギーの中小企業と同じ悩みを抱えていることに気づいた。そのため、ベルギー企業と同じようにインキュベーション施設をつくり、日本語でアドバイスをする。現在、設置場所を選定中で、遅くとも2012年には開設したい」


【略歴】ベルギー王国 ワロン地域政府経済担当相 ジャン・クロード・マルクール。79年リエージュ大法学部修士修了。リエージュ地方裁判所弁護士、ベルギー副首相兼法務大臣付官房長官、ワロン地域政府経済兼雇用促進大臣などを経て09年に現職。ベルギー・アワン市出身、53歳。

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 TAMA協会と連携ノウハウを共有

東京・多摩地域で10年以上にわたり産学官連携の重要性を中小企業に啓発し、仲介の仕掛けづくりで実績を上げてきた首都圏産業活性化協会(TAMA協会、東京八王寺市)と交流会を開催。マルクール経済相も両地域で交流を深めていきたいとコメント。

インキュベーション施設設立?日本語で中小に助言




インタビュー/ベルギー王国ワロン地域政府貿易・外国投資振興庁 副理事長 シルバナ・フラゴチエ

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ベルギーが欧州の事業統括拠点や研究開発拠点としても注目されている。日本企業からの投資を引き出す戦略などについて、ベルギー王国ワロン地域政府貿易・外国投資振興庁【AWEX】のシルバナ・フラゴチエ副理事長に聞いた。

―アジア向け輸出の動向は。
「2009年1―9月までの数字だが、日本向けは不況が影響し前年同期比17%減だった。だが他のアジア諸国は、韓国が同45%増、台湾が同39・5%増、インドネシアが同38・5%増、中国5%増と景気に左右されず好調に推移した」

―好調だった分野は。
「世界的な傾向として医療関連、化学分野が伸びているほか、食品も安定して伸びている。医療関係では、ワロン地域に開発生産拠点を置く企業として、グラクソ・スミスクライン(GSK)のワクチンを総括するGSKバイオロジカルズ、医療用加速器を供給する業界大手のIBA、バイオベンチャーのユーロジェンテックなどがある。ユーロジェンテックは、日本企業との合弁により日本にすでに進出している」

―日本の重要度はどの程度ですか。
「日本の重要性を具体的に示せる計画が、日本向けインキュベーション施設の設立だ。ベルギー・ワロン地域から欧州市場を開拓したいという日本企業に対し、3カ月間無料でオフィスを提供する。日本語を話すことができる投資アドバイザーを常駐させ、市場調査やネットワーキング、ビザ手続きなど進出のための各種相談に応じる」

―インキュベーション施設の設置は日本向けが初めてですか。
「昨年12月に中国向けがモンス市に、今年3月にはインド向けがリエージュ市にそれぞれオープンした。日本向けは第3弾で、現在、場所などを選定している」

―欧州市場を開拓する上でベルギー・ワロン地域に拠点を置く利点は。
「ベルギー人は多言語を話し、異文化から来た外国人にとって住みやすい。貿易立国のため貿易に対するポジティブなマインドを持っている。ワロン地域は古くから鉄鋼産業が栄え、16世紀のスウェーデンに鉄鋼産業をもたらしたのはワロン人だった」

―日本は先月末の日・欧州連合(EU)首脳級定期協議で、経済連携協定(EPA)の締結に向け第一歩を踏み出すことに意欲的です。
「食品の輸入業者からよく聞くのは、日本は食品添加物の規制が厳しく、認定のための負担も大きいといった声が相次いでいる。規制緩和をしてもらいたい」


【略歴】リエージュ市短大文卒。鉄鋼関係の貿易会社に勤務後、69年旧ベルギー貿易振興局に入局。91年AWEX、93年より現職。AWEX傘下の輸出金融機構(SOFINEX)取締役を兼務。ベルギー・リエージュ市出身、64歳。

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